それから、練習しても練習だけではなかなか上達に結びつきません。

発表の場があること。人前で踊ることによって、その機会が多くあることによって上達の速度は増します。観てもらって、そこからの歓声や拍手によって大きく成長することが出来る。

場数を踏むことが上達の鍵であると考えています。

野球でも体操競技でも将棋でも実践の経験は、技術とその場を乗り越える力を養うことになります。とりわけダンスは観てもらうその視線があってはじめて成立し、その存在意義が生じます。

踊ることの空間とその時その場で湧き起る情感がダンスの技術と表現を高めることになる。